論語物語(26) 下村湖人

 今日は、下村湖人の「論語物語」その26を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 孔子は、貧しい暮らしの中でも学問に深く打ちこんだ顔回(顔渕)を、とても高く評価してきました。
 今回は、まだ仕事をしっかり実現できそうにないということで仕官を辞退した漆雕開しつちょうかいとの話しです。
 漆雕開には「思慮と、反省と、謙譲の徳」がある、孔子はそう考えて肯定した。その上でこう言うんです。
「三年間学問に精進して、なお俸禄を求めない人があったら、その人こそ、真に得易くない人間じゃ」
 現代の義務教育でも九年あるんですけれど、ここでいう三年というのは、どうも長年という意味も含まれているらしいです。
 孔子は歴史的な賢者だったのですが、晩年になってもいまだに、政治を行うための権力を得てはいないままなんです。正しい政治を実現することを理想として生きたはずなのですが、政治的には無力な状態でずーっと学問と哲学をやっていったのが孔子なんです。
 

0000 - 論語物語(26) 下村湖人

装画をクリックするか、ここから全文を読んでください。 (使い方はこちら)
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
★『論語物語』をはじめから最後まですべて読む(※大容量で重いです)
『論語』はこちら(※論語の原文に近い日本語訳です)