ゲーテ詩集(12)

 今日は「ゲーテ詩集」その12を公開します。縦書き表示で読めますよ。
「彼女はわたしの髪をつかむ」というゲーテの詩の一節が気になったんです。この日本語訳で正しいのか、どういうことなのか、原文を見ないで翻訳された詩だけ見ているので、ちょっとよく分からない。前後の文脈から予測すると、漁師の青年は、自分で釣った魚をみていて、釣られる人間というのを空想しているようです。しかもすてきな女性につられてしまう、髪と心を同時につかまれている、ぼく自身、というのを思い描いているようです。それってどういうつかみ方なんだろうか、そっと触れるのか、釣り糸みたいにグッと引き上げるのか、もうちょっと良い日本語があてはまりそうな気がするけど、生田春月がこう書いたんだから、こういう感じの詩なんだろう、とか思いました。全文を読むとすてきな気配があるんです。伝聞の伝聞で恋の噂を聞いたくらい、あいまいもことしている感じでした。詩や詩心は分割しがたいし、一部を抜き出すとぜんぜんちがうものになることがあるように思います。
 

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