ゲーテ詩集(39)

 今日は「ゲーテ詩集」その39を配信します。縦書き表示で読めますよ。
 ゲーテは同形の作品を繰り返すことに、他に例の無いほどのこだわりがあったと思うんです。ファウストを描くということも、20歳のころにファウストの物語を構想して、26歳で最初のファウストを書いて、58歳で第一部ファウストを完成して、81歳にもファウスト第二部の終盤を書いていました。同じテーマを繰り返す、ということをゲーテは重要視していて、今回の詩でも『おまへに挨拶するよ何千度でも!』『千度、二千度、三千度でも!』というようにリフレインし連続することを詩に記していました……。
 

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