今日は、与謝野晶子の「晶子詩篇全集拾遺」その(60)を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
与謝野晶子が草木と人体について詩で論考をしているのがおもしろかったです。植物的構成というのはさまざまな場所にあるはずで、それはある部分を切り取っても崩れ落ちない。枝葉を切り取っても問題が起きない。記憶もじつはこういう構成になっていると思うんです。ある時間の記憶を失ったからといって、彼の思想や心情がガラガラッと崩れ落ちたりはしない。植物の根っこと同じで、一本の根が外れても木は木のままで活動をする。
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