ゲーテ詩集(70)

 今日は「ゲーテ詩集」その70を配信します。縦書き表示で読めますよ。 
 ゼウスと対立するプロメテウスの、英雄的な思惟を記した、ゲーテの描くギリシャ神話の詩物語でした。ギリシャの古典を書き直してゆくという、ゲーテの代表的な詩のひとつに思います。
    

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ゲーテ詩集(69)

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 今回は、水と雫の、詩作品でした。
quomark03 - ゲーテ詩集(69)
 人間の霊魂たましひ
 おまへは水に似てゐる!quomark end - ゲーテ詩集(69)
    

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 追記  なんだかポールギャリコの「雪のひとひら」を連想するような、美しい詩物語でした。 

ゲーテ詩集(68)

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 今回は怪異を描きだす「まるで白昼のよう」な墓地で起きる「物凄い亡者の踊り」が印象に残る作品です。宝に目が眩んだ塔守がどうなったのかちょっと分からない、謎めいた詩でした。
  

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ゲーテ詩集(67)

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 今回は、異世界の様相が色濃く、現代ゲームや映画で繰り返し取り上げられる要素が詩に記されています。童話ではないのに、ここまで色濃くファンタージェンが描かれる近代文学は稀なのでは、と思います。聖書やギリシャ神話に近い物語性をもつのが、ゲーテの詩の特徴に思いました。もうひとつの詩は、ゲーテの大長編「ファウスト」のヒロインであるマルガレーテ(グレートヒェン)とも似かよった状況が描かれていて、印象深い詩に思いました。
  

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ゲーテ詩集(66)

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 こんかいは花が主題の詩で、菫や薔薇や、忘れな草が記されます。二百年前の世界は、四方を自然におおわれ尽くした世界だった、というように思う、とりどりの花々の詩でした。ゲーテは詩人であると同時に、政治家であり、自然科学論の本も書いているのでした。哲学者ヘーゲルと文豪ゲーテの討論として有名なものに、こういうものがあります。弁証法といったような新興の技術を悪しき人々に悪用されないかどうかをゲーテはいぶかしんで、安全性や人間性において「自然研究のほうがよっぽどましなものだ」とゲーテが説いたのだそうです。アリストテレスは自然界から学んで人間の哲学を構築した。文学で自然賛歌をする、自然界から学ぶ、ということはゲーテが生涯の仕事として、自ら選んだことなのでした。
 

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追記    万葉集や一茶の句集には、自然界から学ぶ、というところが色濃いのでは、と思いました。

ゲーテ詩集(65)

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  ゲーテの詩集は、同時代のナポレオンさえ愛読したわけで、勇ましさや雄雄しさというものが文学に溶け込んでいると思うんですが、今回は動物愛護に彩られた、海の精霊の詩なのでした。それからもうひとつの詩「トゥーレの王」の金の杯の描写が静謐でした。
 

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追記  ヴィーガンが記した詩なのかと思うほど生命愛に彩られた詩で、波多野一郎の「イカの哲学」というのを連想しました。