今日は、八木重吉の「秋の瞳」その20を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
子どもの日記のような詩と、崇厳な冬の植物を観察した詩、でした。
装画をクリックするか、ここから全文を読む。 (使い方はこちら) (無料オーディオブックの解説)
(総ページ数/約5頁 ロード時間/約5秒)
追記 「さぶしい」というのは、これは古語であって、万葉集や平安以前の時代の言葉なんだそうです。
今日は、八木重吉の「秋の瞳」その20を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
子どもの日記のような詩と、崇厳な冬の植物を観察した詩、でした。
装画をクリックするか、ここから全文を読む。 (使い方はこちら) (無料オーディオブックの解説)
(総ページ数/約5頁 ロード時間/約5秒)
追記 「さぶしい」というのは、これは古語であって、万葉集や平安以前の時代の言葉なんだそうです。
今日は、八木重吉の「秋の瞳」その19を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
これまで八木重吉は「さみしさ」のことをおもに詩集に描いてきたと思います。今回はそれとは異なる詩でした。明治大正と昭和初期は、屋内の冷気がすごかった、最後の時代なんだというように思うんですが、その自然界に蝕まれる身近なところを描きだしている詩でした。
装画をクリックするか、ここから全文を読む。 (使い方はこちら) (無料オーディオブックの解説)
(総ページ数/約5頁 ロード時間/約5秒)
今日は、八木重吉の「秋の瞳」その18を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
リュウゼツランは、60年に1回しか開花しない、竜のような刺をもつ多肉植物で、もともとはメキシコで生きていて、アガベとも呼ばれていて、これが日本に持ってこられて繁殖したもの、らしいです。その植物をながめて「かなしみの ほのほのごとく / さぶしさのほのほの ごとく」と竜舌蘭のことを描き、竜のうろこのごとき「みづ色」に「寂びの ひびき」をみいだす詩作品でした。
装画をクリックするか、ここから全文を読む。 (使い方はこちら) (無料オーディオブックの解説)
(総ページ数/約5頁 ロード時間/約5秒)
今日は、八木重吉の「秋の瞳」その17を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
幼子は、誰にも通じない言葉を楽しそうに話すし、本物の学者も幼い頃には、永久に通用しない数式を考案してみる時期があるそうなのですが、今回の八木重吉はまさにこの、存在しない言葉をはっきりと使っていて魅了されました。
装画をクリックするか、ここから全文を読む。 (使い方はこちら) (無料オーディオブックの解説)
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約5秒)
追記 当人しか使わなかった文学の言葉というと、漱石の当て字や新造語やことば遊びにはこれが顕著であるように思います。
今日は、八木重吉の「秋の瞳」その16を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
八木重吉の詩は、俳句よりも少ない要素で構成された、言葉数が少ない詩があまたにあるんですが、今回の詩は絵本にできそうなくらい長くて物語性があって、八木重吉の魅力が詰まった作品に思いました。
ひかりは
ありと あらゆるものを
つらぬいて ながれました
あらゆるものに 息を あたへました
にんげんのこころも
……
…
続きは、下記リンクの本文に掲載されています。
装画をクリックするか、ここから全文を読む。 (使い方はこちら) (無料オーディオブックの解説)
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約5秒)
追記 おそらく聖書のことと幼子のことを考えていて、このような柔らかい文体の詩になったのではないかというように思いました。数回ほど繰り返して読んでいるうちに、なんだか忘れがたく心に響いてくる詩でした。
今日は、八木重吉の「秋の瞳」その15を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
今回は妙な作品で、論理性を超越した発想をしていて、謎めいた詩でした。言葉の意味や状況を克明に思い描けば、この詩に描かれた心情が掴めるのでは、というように思えてくる詩なんですが、どうもよく分からないところもある詩でした。他の分野よりも、詩作品のほうが自由度が高いのではと思う、稀な不可思議さを記した詩でした。
わたしは
玉に ならうかしら
わたしには………
………
続きは以下リンクの本文に載っています。
装画をクリックするか、ここから全文を読む。 (使い方はこちら) (無料オーディオブックの解説)
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約5秒)