ゲーテ詩集(53)

 今日は「ゲーテ詩集」その53を配信します。縦書き表示で読めますよ。
 今回の詩は、リナというただ一人に宛てた、個人的な詩のようです。ゲーテは詩に日付を入れて日記の意味を持たせよと述べていたり、詩を思想の書として記したり、「ファウスト」のように詩の連続で長大な物語を作ったりと、さまざまな詩を書いたように思います。
   

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ゲーテ詩集(52)

 今日は「ゲーテ詩集」その52を配信します。縦書き表示で読めますよ。
 わたしの心から湧きだす、幸運ななにかが底の底までわたしに知らしめる思想のほかには、わたしに持ちものは無い……。「幸運の手」が良い時期に私に知らしめてくれる思想。ゲーテがむつかしい文体を使っているのか、翻訳家の生田が難しい訳文を作ったのか分からないんですが、本文こうです。
quomark03 - ゲーテ詩集(52)
 わたしは知つてゐる、抑へも出来ず
わたしの心から湧き出して来る
また好運の手がいい折りを見て
底の底までわたしに味はさせる
この思想といふものを外にしては
わたしの所有物もちものはないことをquomark end - ゲーテ詩集(52)
 

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 良い思想を持つことさえできれば、ほかに持ちものはそれほどいらないように思えてくる詩なのでした。ゲーテの言う「幸運の手」がもたらす思想は、いったいどういうものなんだろうと、思いました。

ゲーテ詩集(51)

 今日は「ゲーテ詩集」その51を配信します。縦書き表示で読めますよ。
 ゲーテは仕事をすることがそのまま、神話的な世界を作ることで、そのゲーテが、仕事と希望のことを詩に記していました。こんなに魅力的な生きかたをした人もめったに居ないのでは、とか思いました。なんだかすごい詩でした……。
  

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ゲーテ詩集(50)

 今日は「ゲーテ詩集」その50を配信します。縦書き表示で読めますよ。
 ゲーテは自然界と人の心情が入り混じるような詩を、なんだかよく描くように思いました。
   

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追記  「流れよ、流れよ、いとしの河よ!」というゲーテの詩の言葉が印象に残りました。そういえば古代近代の日本でも、川の神とか海の神というのが、神格化されたり擬人化されたりするのは、自然界との共生の心情が生み出したものなのでは、と思いました。
 

ゲーテ詩集(49)

 今日は「ゲーテ詩集」その49を配信します。縦書き表示で読めますよ。
 ゲーテの大長編『ファウスト』でも表現された、苦悩と復活、ということが描かれていました。
quomark03 - ゲーテ詩集(49)
 おまへはそらからやつて来て
すべての苦しみ、痛みを鎮め
二重の苦悩になやめるものに
二重の回帰の力を充たすquomark end - ゲーテ詩集(49)
 
「甘い平和よ / ああ、早く来てくれ、この胸に!」という詩の言葉が印象にのこりました。
 

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ゲーテ詩集(48)

 今日は「ゲーテ詩集」その48を配信します。縦書き表示で読めますよ。
『亡霊の挨拶』という詩が印象に残りました。もう居なくなった死者の魂が、生き生きと人々に語りかけるのでした……。古典のとくべつな魅力を感じる、いくつかの詩でした。
  
quomark03 - ゲーテ詩集(48)
おれの心はきつく烈しかつた
この骨には騎士の気骨があつた
またこの杯は一杯に充たされてゐた
 
おれは半生を嵐のやうに過して来て
半生を安楽の中に送るのだ
そしておい、そこを行く人間の舟
進んで行けよ、いつまでも!quomark end - ゲーテ詩集(48)
 

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