今日は、水野仙子の「女」を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
女性の作家が、自作の題名を「女」とするのはなんだか妙だなと思いながら読みはじめたら、これが想定外にハードボイルドな小説で面白かったです。拷問と探偵と謎解き、というのが展開します。安吾や武田麟太郎が書きそうな日本近代の家並みと、犯罪の謎解きが入り混じる、不思議な小説でした。
装画をクリックするか、ここから全文を読んでください。 (使い方はこちら) (無料オーディオブックの解説)
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
追記 オチは何とも妙なものでした。これは……現代作品ではこういう結末を書かないのでは、と思いました。
(ひとりつぶやき 数日間ほど離席していました。更新が微量にとどこおっております)