港に沈んだ鉄片の希望 仲村渠

 今日は、仲村 渠の「港に沈んだ鉄片の希望」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 仲村 渠なかむら かれは沖縄の詩人で、本名を仲村渠 致良なかんだかり ちりょうといいます。
 灼熱の太陽と熱線を、イメージさせる仲村渠の詩でした。

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追記   作中の「避病院」というのは感染症専門病院のことです。この詩の最後の3行を読むと、作品の印象がまったく違ってきました。2回ほど読んでやっと詩の構成が理解できました。カモメのマンがこびり付いた海辺の石を見つめる水底の鉄片の思いなのか……。つぶれた空き缶に降り注ぐ陽光さえ請い求めてしまう、あのようにみすぼらしく無意味な物にさえなれない、海底に沈殿した鉄片の思いが描かれる、詩でした。
 
 

海と太陽 小川未明

 今日は、小川未明の「海と太陽」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 これは幼子のための詩なのですが、自然界を童話にしつづけた小川未明の、迫力ある詩に思いました。
 

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桑名の駅 中原中也

 今日は、中原中也の「桑名の駅」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 東京へ向かう鉄道に乗っていて、列車が遅延してしまって、名古屋の手前の桑名の駅でながく足留めになって、夜の駅をただじっと見つめる、中原中也のなんだかほっとする、つぶやきのような詩でした。
 

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秋の瞳(43)八木重吉

 今日は、八木重吉の「秋の瞳」その43を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 「わたしら二人 けふのさひわひのおほいさを」という一文が印象にのこる作品です。
 

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追記  八木重吉が、ストレートに愛を記した詩でした。「ちさい」と「おほい」という言葉が記された、詩らしい詩に思いました。
 

手 富永太郎

 今日は、富永太郎の「手」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 大正時代の絵描き富永太郎の、一篇の詩を読んでみました。もの悲しい親愛を吐露する詩でした。

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追記  
富永太郎が愛読した詩にはシャルル・ボードレールの「通りすがりの女」があります。このような詩です。

通りすがりの女 
シャルル・ボードレール
 
街は轟き 耳をつんざく叫びの中
長く、細く、喪に服した姿
荘厳な悲しみをまといながら
彼女は通りすぎ 華やかな手で
スカートの裾を揺らし 飾りを持ち上げた。
 
軽やかで気高く 彫像のような足。
私は酔いしれ 狂人のように身を震わせながら
彼女の眼差しのうちに見た 蒼白な空に芽吹く嵐
魅惑の甘美と そして滅びをもたらす快楽。
 
稲妻……そして闇! はかない美しさよ
そのまなざしは私を突然甦らせた。
永遠の彼方でしか 再びお前を見ることはないのか?
 
遠く、遠くへ! ああ、遅すぎる! もはや、決して!
あなたはどこへ逃れ 私はどこへ向かうのか。
ああ 私が愛したであろうあなた
ああ それを知っていたあなたよ!
 
(※ 上記の詩はAI翻訳に修正を加えたものです)

明日 新美南吉

 今日は、新美南吉の「明日」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 これは幼子のための詩なのか、かんたんな言葉で自然界を活写した、うつくしい詩でした。詩的な言葉づかいではないのですが、こういう詩もあるのか、と思う、明るい作品でした。
 

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