子供役者の死 岡本椅堂

 今日は、岡本椅堂の「子供役者の死」を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 江戸時代の六三郎という十六歳の狂言役者が、どうも死んでしまったという。六三郎は人気者の美青年なんですけれども、やくざの大親分のかこっている女性と恋愛に至ってしまったようなんです。
 本物のヤクザの親分なんです。だから六三郎はいろんな人に勧められて、いったんは泣く泣く別れ話を承諾したのですが、それで終わらなかった。いったん物語はこれで終わったな、というところからの、真相編というような急展開があってみごとな小説でした。ちょっとこれは……近代作家にしては迫真の物語展開で、すごいものを読んでしまったと思いました。
 

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(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
 
追記  ここからは完全にネタバレなので未読の方はここを読まないで欲しいんですが、ヤクザ側によって私刑ではないんですが異様な奸策をめぐらした私設の裁判が行われてしまう、とうぜん六三郎はこれに気がつかなかった、それが遠因となって不幸が生じる……真相が明かされるところに意外性があって興味深かったです。