詩論 中原中也

 今日は、中原中也の「詩論」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 これはごく短い随筆で、詩の創作だけではなく、広く芸術について論じたものです。短くても熱量のある美しい詩論でした。
 フランスの詩人ポール・ヴァレリーのことも少しだけ記していました。ポール・ヴァレリーは「我々は後ずさりしながらに未来へ入っていく」という言葉を残したそうです。これは湖に浮かべたボートを漕ぐように、過去と現在を見つめながら、人は未来へ入ってゆくということを意味する詩の言葉なんだそうです。中原中也は、自分自身を愛することと詩をつくって生きることの親和性について書いています。繰り返し読んでみたい作品に思いました。
 

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