四国
四国 | |
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四国及びその周辺 | |
所在地 |
日本 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 |
所在海域 | 太平洋、瀬戸内海 |
所属諸島 | 日本列島 |
面積 | 18,297.78[1] km² |
海岸線長 | 2,091[2] km |
最高標高 | 1,982 m |
最高峰 | 石鎚山(愛媛県西条市) |
人口 | 約354万人(2024年) |
最大都市 | 松山市 |
プロジェクト 地形 |
四国地方のデータ | |
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4県の合計 | |
国 | 日本 |
面積 |
18,803.41km2[3] (2015年10月1日) |
推計人口 |
3,547,469人 (2024年5月1日) |
人口密度 |
188.6人/km2 (2024年5月1日) |
位置 | |
概要[編集]
四国地方を構成する4県の中で、徳島県・香川県・愛媛県は島内交流と合わせて、本州四国連絡橋︵本四架橋︶もあり本州との交流も盛んである。 西南部除く四国全域は近畿地方の影響力を文化的に強く受けているが、東部の徳島県は政治・経済においても影響が顕著である。北東部の香川県は文化・経済の両面で岡山県とのつながりも深いが、高松自動車道と神戸淡路鳴門自動車道の開通以降は徳島県同様近畿地方との交流もより活発になっている。西部の愛媛県は広島県や九州の大分県との交流が見られる。一方で高知県は陸路が険しく船での往来が発達した関係上、古くから上方、京都、近世は江戸からの影響も強く、政治・文化的な中央への意識が高いとも言われている。近年は高速道路網の発達により、四国内指向が強まっている[要出典]。 空海が拓いた四国巡礼・八十八箇所はお遍路さんで有名。 日本の主要4島の中で、唯一政令指定都市が存在しない。歴史書における呼称[編集]
地理[編集]
広袤(こうぼう)[編集]
四国本土の東西南北それぞれの端は以下の位置で、東西の長さは254.04km、南北の長さは186.21kmである。 |
地形[編集]
海[編集]
山地・山岳[編集]
- 四国山地
- 石鎚山(1982m、西日本最高峰):愛媛県
- 剣山 (1955m、徳島県最高峰):徳島県
- 次郎笈 (1930m):徳島県
- 瓶ヶ森 (1896m):愛媛県・高知県
- 三嶺 (1893m、高知県最高峰):徳島県・高知県
- 一ノ森 (1880m):徳島県
- 筒上山 (1860m):愛媛県・高知県
- 笹ヶ峰 (1859m):愛媛県・高知県
- ちち山 (1855m):愛媛県・高知県
- 矢筈山 (1848m):徳島県
- 天狗塚 (1812m):徳島県
- 白髪山 (1770m):高知県
- 伊予富士 (1756m):愛媛県・高知県
- 石立山 (1707m):徳島県
- 烏帽子山 (1670m):徳島県
- 高城山 (1630m):徳島県
- 雲早山 (1496m):徳島県
- 皿ヶ嶺 (1271m):愛媛県
- 高越山 (1133m):徳島県
- 障子山 (885m):愛媛県
- 中津峰山 (773m):徳島県
- 谷上山 (455m):愛媛県
- 行道山 (373m):愛媛県
- 眉山(290m):徳島県
- 讃岐山脈
- 高縄山地
河川・湖沼[編集]
- 吉野川水系(四国三郎):高知県→徳島県
- 那賀川水系:徳島県
- 勝浦川:徳島県
- 海部川:徳島県
- 土器川:香川県
- 綾川:香川県
- 香東川:香川県
- 肱川:愛媛県
- 重信川水系:愛媛県
- 蒼社川水系:愛媛県
- 玉川湖(ダム湖):愛媛県
- 物部川:高知県
- 鏡川:徳島県
- 仁淀川水系:愛媛県→高知県
- 四万十川水系:高知県
- 海老ヶ池:徳島県- 四国唯一の天然湖沼[9]
- 満濃池:香川県
- 内場池:香川県
平野・高原[編集]
- 徳島平野:徳島県
- 那賀川平野(阿南平野):徳島県
- 讃岐平野:香川県
- 松山平野:愛媛県
- 今治平野:愛媛県
- 新居浜平野:愛媛県
- 高知平野:高知県
- 中村平野:高知県
- 大川原高原:徳島県
- 塩塚高原:徳島県・愛媛県
- 久万高原:愛媛県
- 五段高原:愛媛県・高知県
- 天狗高原:愛媛県・高知県
岬[編集]
半島[編集]
島嶼[編集]
- 瀬戸内海
- 太平洋
地質[編集]
気候[編集]
瀬戸内海地方 徳島県の吉野川流域以北、香川県全域、愛媛県東予地方、中予地方の、瀬戸内海に面した北側は、瀬戸内海式気候に属している。太平洋高気圧に覆われる夏季には瀬戸内海沿岸特有の﹁凪﹂や、四国山地越えのフェーン現象に伴う気流の影響で、猛暑日や熱帯夜になる日も少なくない。春には中国大陸から流入する黄砂がしばしば観測される。 年間を通して降水量が少ない︵特に冬と盛夏はかなり降水量が少ない︶温暖な気候であるため、オリーブやミカンの栽培が盛んである。その反面、大規模な河川は太平洋や紀伊水道に流れ込む形となっているため、水資源に恵まれず、過去幾度かの渇水に見舞われてきた。このため、満濃池を初めとするため池が多数造られている。その中でも特に、香川県は古来から水不足に悩まされ続けており、渇水対策として吉野川の水を送水するための香川用水が建設されている。冬は小雨や小雪︵みぞれ︶の降る日もあるが、基本的に晴天が多い。平野部では大雪になることはほとんどないが、山間部では気温が低く冬は積雪も多い。なお、台風等の直撃は比較的少ない。 太平洋側 徳島県のほとんどの地域や、愛媛県南予地方・高知県全域の太平洋に面した南側は、太平洋側気候に属している。春の訪れが早く本土で最初の桜の開花宣言が高知市または宇和島市となることも少なくない。そのため、特に高知県では促成栽培が盛んであったり、プロ野球チームのキャンプ地になったりと、温暖な気候を生かした産業や行事が発達している。また、太平洋沖合を流れる黒潮の影響を受けて冬でも温暖で、一部で無霜地帯が存在する。 夏季の降水量が多いことから林業も盛んである。また、愛媛県南予地方および高知県幡多地方では、冬は関門海峡からの季節風の影響で曇りや雨、雪の日が他の太平洋側の地域に比べると多くなっている。高知県の室戸岬と足摺岬では、夏から秋にかけては台風が来襲しやすいことから﹁台風銀座﹂と呼ばれている。このため﹁室戸台風﹂などの大型台風が直撃し、洪水などの被害を受けている。なお﹁室戸台風﹂では、室戸岬上陸時の中心気圧は911.6hPaであり、日本本土に上陸した台風のなかで観測史上最も上陸時の中心気圧が低い台風だった。これは同緯度の台風における中心気圧の最低記録︵台風の正式な統計は1951年︵昭和26年︶から開始されたため、この記録は参考記録扱い︶として、いまだに破られていない。歴史[編集]
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古代[編集]
中世[編集]
平氏が都落ちした際、安徳天皇を擁して屋島を一時的な本拠地としたため、この地で源平両軍が争った。室町時代は細川氏が讃岐・阿波・土佐の三国を、河野氏が伊予をそれぞれ守護した。 戦国時代の四国の大名としては、三好を拠点とし阿波国から山城国にわたる8国を支配圏に収めた三好長慶、﹁土佐の小京都﹂とも呼ばれている中村を拠点とした土佐一条氏、伊予国道後の湯築城を本拠とした水軍を有する河野氏、讃岐の香川氏、土佐国の四国の覇者である長宗我部元親などが高名であるが、長い騒乱の末に収束に向かい、一時は長宗我部氏が四国を統一したものの、やがて豊臣秀吉により平定された。土佐の大名であった長宗我部盛親は関ヶ原の戦いで西軍につき改易された。近世[編集]
近代[編集]
幕末維新において土佐藩が終始政局に関わり続け、土佐藩出身の坂本龍馬らの仲介で薩長同盟がなった。戊辰戦争においても土佐藩は官軍として各地を転戦し功を挙げた。明治期の自由民権運動も元土佐藩士板垣退助らが中心として起こった。それ以前に金陵会議︵四国会議︶が土佐藩から提唱され、四国をまとめ上げる力となったが、わずか数年で解散を命ぜられた。愛媛県から正岡子規なる文豪が輩出され、明治文化に貢献した。経済[編集]
歴史的には全県が畿内との繋がりの強い地域であったが、陸路交流の活発化と海路交流の衰退により徳島県は近畿地方と、香川県は岡山県と、愛媛県は広島県との経済活動も多くなっている。特に徳島県沿岸部は、日常的に京阪神との経済交流が盛んであり、影響が大きい。太平洋に面し三方を山に囲まれる高知県は特に対外的経済交流が活発な地域はなかった。 近年は高速道路網の整備により島内での交流が高知県を含め各県大幅に増加し、2010年現在では本州ではなく島内での経済的交流が最も盛んとなっている[12]。域内総生産[編集]
2017年︵平成29年度︶の四国四県の域内総生産は、名目で14兆5820億5000万円であり[13]、全国の総生産︵日本のGDP︶に占める経済規模は2.60%だった。これを他の都道府県と比べると、茨城県︵13.8兆円︶より大きく、静岡県︵17.3兆円︶より小さい。また、1人当たり県民所得は四県全てにおいて日本の1人当たり平均所得を下回っていた。地域 | 県内総生産(千円) | 県民所得(千円) | 1人当たり県民所得(千円) |
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徳島県 | 3,156,884 | 2,297,253 | 3,091 |
香川県 | 3,845,915 | 2,919,952 | 3,018 |
愛媛県 | 5,149,797 | 3,739,076 | 2,741 |
高知県 | 2,429,454 | 1,891,510 | 2,650 |
四国 | 14,582,050 | 10,847,791 | 2,863 |
全国 | 561,523,371 | 418,620,499 | 3,304 |
工業[編集]
四国瀬戸内海側は太平洋ベルト地帯に位置しており、坂出市・丸亀市・四国中央市・新居浜市・西条市・今治市および松山市などを中心に、瀬戸内工業地域が形成されている。徳島市と西条市は、新産業都市建設促進法に基づいて指定される新産業都市(工業開発の拠点地域)であった。
地域 | 製造品出荷額等 (万円) |
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四国 | 951,405,331 |
愛媛県 | 430,881,751 |
香川県 | 271,158,324 |
徳島県 | 190,812,585 |
今治市 | 105,397,628 |
新居浜市 | 85,002,404 |
西条市 | 79,470,089 |
四国中央市 | 66,913,950 |
高知県 | 58,552,671 |
阿南市 | 49,126,650 |
松山市 | 44,038,026 |
徳島市 | 41,907,259 |
香川郡直島町 | 41,627,305 |
坂出市 | 40,527,486 |
高松市 | 37,131,277 |
丸亀市 | 29,500,730 |
鳴門市 | 25,312,328 |
三豊市 | 24,925,452 |
観音寺市 | 20,364,189 |
高知市 | 17,781,694 |
南国市 | 10,592,009 |
板野郡松茂町 | 9,462,325 |
人口[編集]
各県の人口[編集]
都道府県名 | ISO 3166-2 | 全国順位 | 人口 | 全国割合 | 四国割合 |
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徳島県 | JP-36 | 44 | 719,559 | 0.57% | 19.47% |
香川県 | JP-37 | 39 | 950,244 | 0.75% | 25.71% |
愛媛県 | JP-38 | 28 | 1,334,841 | 1.05% | 36.11% |
高知県 | JP-39 | 45 | 691,527 | 0.54% | 18.71% |
合計 | 3,696,171 | 2.93% | 100.00% |
※順位・人口・割合は令和2(2020)年国勢調査による[15]。
年齢構成[編集]
年齢5歳階級別人口
2004年10月1日現在推計人口
総計 [単位 千人]
年齢5歳階級別人口
2004年10月1日現在推計人口
男女別 [単位 千人]
●データ出典‥第10表/都道府県, 年齢︵5歳階級︶, 男女別人口-総人口 ︵総務省統計局︶
人口の増減[編集]
2010年国勢調査時の四国における自治体は95市町村であるが、そのうち2005年国勢調査と比べ人口が増加したのは8市町のみでそれ以外の87市町村は全て減少している。そのため四国全体はもとより、県単位でも4県全てで減少となっている。県別にみると最も減少率が高いのは高知県の▽4.00%で、以下、徳島県▽3.02%、愛媛県▽2.47%、香川県▽1.64%と続く。逆に、増加した自治体は香川県の3市町、徳島県の3町、愛媛県および高知県のそれぞれ1市である。県庁所在地別では増加したのが高松市と松山市のみで北四国と南四国で明暗が分かれる形になったが、徳島県の増加3町はいずれも徳島市に隣接したベッドタウンである。県庁所在地以外では徳島県の上記3町のほか、香川県第二の都市である丸亀市とそこに隣接する綾歌郡宇多津町、高知県香南市で人口が増加した。愛媛県では県庁所在地である松山市以外で人口が増加した市町村は存在しなかった。 最も減少率が高い高知県土佐郡大川村は唯一の▽20%越えとなっているほか、上位6位までが全て高知県の自治体となっている。その他の減少率が高い自治体には、概ね南四国の太平洋沿岸や中央部の四国山地に位置する自治体が多い。 増加自治体 ●宇多津町+5.58%、北島町+4.61%、藍住町+3.26%、松茂町+0.96%、香南市+0.86%、松山市+0.45%、丸亀市+0.35%、高松市+0.31% 減少自治体︵▽20%以上︶ ●大川村▽23.61% 減少自治体︵▽10%-▽19%︶ ●大豊町▽14.08%、檮原町▽13.86%、馬路村▽13.42%、室戸市▽13.04%、東洋町▽12.97%、那賀町▽12.88%、神山町▽12.80%、三好市▽12.17%、久万高原町▽11.89%、仁淀川町▽11.53%、美波町▽11.01%、つるぎ町▽10.51%、牟岐町▽10.48%、大月町▽10.16%、伊方町▽10.03% 減少自治体︵▽5%-▽9%︶ ●安田町▽9.92%、愛南町▽9.67%、田野町▽9.39%、海陽町▽9.22%、中土佐町▽8.85%、上勝町▽8.80%、四万十町▽8.74%、勝浦町▽8.54%、越知町▽8.31%、内子町▽8.03%、黒潮町▽7.97%、土庄町▽7.85%、日高村▽7.60%、佐那河内村▽7.57%、北川村▽7.51%、いの町▽7.41%、宿毛市▽7.32%、琴平町▽7.26%、土佐清水市▽7.24%、大洲市▽7.15%、三原村▽7.02%、八幡浜市▽7.01%、松野町▽6.67%、津野町▽6.63%、鬼北町▽6.43%、東かがわ市▽6.41%、小豆島町▽6.40%、西予市▽6.38%、本山町▽6.20%、美馬市▽6.02%、直島町▽6.02%、土佐町▽5.92%、宇和島市▽5.85%、上島町▽5.56%、四万十市▽5.23%、須崎市▽5.15% 減少自治体︵▽4%以下︶ ●奈半利町▽4.96%、さぬき市▽4.94%、香美市▽4.93%、善通寺市▽4.73%、阿波市▽4.45%、土佐市▽4.42%、今治市▽4.28%、まんのう町▽4.07%、高知県▽4.00%、安芸市▽3.94%、綾川町▽3.91%、観音寺市▽3.89%、吉野川市▽3.85%、芸西村▽3.80%、三豊市▽3.75%、伊予市▽3.74%、東みよし町▽3.72%、小松島市▽3.56%、佐川町▽3.43%、徳島県▽3.02%、上板町▽3.02%、坂出市▽2.87%、四国中央市▽2.87%、鳴門市▽2.67%、南国市▽2.53%、阿南市▽2.49%、愛媛県▽2.47%、砥部町▽1.98%、板野町▽1.91%、新居浜市▽1.79%、香川県▽1.64%、高知市▽1.60%、徳島市▽1.23%、三木町▽1.13%、西条市▽1.13%、松前町▽0.67%、多度津町▽0.49%、石井町▽0.44%、東温市▽0.07% ●データ出典‥平成22年国勢調査将来展望[編集]
厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所が発表した﹃日本の地域別将来推計人口︵平成30︵2018︶年推計︶﹄で、2045年の四国4県の総人口は282万3千人で、15年に比べて102万3千人︵26%︶減少することがわかった。ただ40年時点では前回推計を上回り300万人台を維持するなど減少ペースに緩和傾向も見られる。 同研究所は人口推計を5年ごとにまとめて公表している。全国の総人口に占める四国4県の比率は15年の3.0%から45年には2.7%に低下する。4県では高知県が鳥取県に次いで全国で下から2番目︵15年時点は同3番目︶になる。近年の出生率の改善傾向を背景に、前回調査時より人口減少ペースが鈍化する傾向が見られた。四国全体では40年時点の人口は前回調査の295万5千人よりも5万1千人多かった。香川が4万2千人、愛媛が6千人、徳島が3千人それぞれ上回った。一方、高知は71人とわずかながら前回を下回った。 地域による格差も目立つ。45年と15年の人口を比べると、高松市が1割減にとどまるほか、瀬戸大橋周辺の自治体の減少率は小さい。徳島市のベッドタウンである徳島県北島町は四国で唯一増加する見通し。一方、中山間地では高知県大豊町が7割減、愛媛県久万高原町が6割強の減少を見込む[16]。地域[編集]
四国には突出して大きな都市がなく、地形的制約から各県に独立した都市圏が存在する。また、古くから海上交通が盛んであったため、各地ともに対岸との交流も盛んである。 四国地方を便宜的に2つの地域に分ける場合がある。 ●北四国︵瀬戸内海側。香川県・愛媛県︶と南四国︵太平洋側。徳島県・高知県︶ ●東四国︵東部。徳島県・香川県︶と西四国︵西部。高知県・愛媛県︶各地域とのつながり[編集]
どの出発地からも対四国内への流動が最も多く、全体の流動数に占める割合は最低でも50%、最高で95%を占めている。四国内の県庁所在地別では、特に高松市が位置する香川東部が目的地として全てで首位となっているほか、四国外との流動では、徳島は神戸、香川東部は岡山県南、松山および高知は東京23区が最も多くなっている。全ての出発地別からは5位以内に香川東部・高知中央、6位以内に香川西部、8位以内に新居浜、11位以内に松山、12位以内に東京23区・大阪・岡山県南、14位以内に徳島を四国内全ての出発地が目的地としている。 かつては、﹁徳島は近畿︵大阪・神戸︶を向き、高松は岡山を向き、松山は広島を向き、そして高知は太平洋︵または東京︶を向いている﹂と言われ、﹁四国は一つ一つ﹂などと風刺されることもあった。しかし、20世紀末から高速道路網の整備によって四国内の相互交流が深まり、21世紀初頭にはそれまで盛んだった本州の都市を凌駕するに至った。 1990年︵平成2年︶時点での状況は徳島、高松、松山とも四国外との交流人口の方が多く、高知のみ四国内との交流の方が多かったが、流動数自体が非常に少なかった。四国外との繋がりでは徳島は京阪神、香川東部は岡山県南、松山は広島・大阪、八幡浜は大分といった地域と強く、特に香川東部と岡山県南との流動数は他に突出して多かった。 1990年︵平成2年︶と2010年︵平成22年︶の変化では、四国全域で四国内の相互交流が非常に活発になったこと、目的地としての流動が香川東部に集中することにより同地域が交流の中心としての性格を強めたことが挙げられる。また大きな変化として香川東部における徳島と岡山県南の関係性が逆転し、さらにその数も1990年の岡山県南よりも2010年の徳島の方が多く、圧倒的な差がついている。
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都市圏[編集]
都市雇用圏に拠る﹁都市圏﹂は以下の通り[20]。※2010年︵平成22年︶国勢調査基準 (一)高松都市圏‥人口797,374人、面積1,360.31km²、人口密度586人/km²。︵2024年5月1日、推計人口︶ (二)松山都市圏‥人口616,652人、面積957.05km²、人口密度644人/km²。︵2024年5月1日、推計人口︶ (三)徳島都市圏‥人口550,782人、面積2,160.11km²、人口密度255人/km²。︵2024年5月1日、推計人口︶ (四)高知都市圏‥人口484,021人、面積1,918.69km²、人口密度252人/km²。︵2024年5月1日、推計人口︶ (五)新居浜都市圏‥人口211,564人、面積744.51km²、人口密度284人/km²。︵2024年5月1日、推計人口︶ (六)今治都市圏‥人口143,727人、面積419.21km²、人口密度343人/km²。︵2024年5月1日、推計人口︶ (七)宇和島都市圏‥人口77,539人、面積808.49km²、人口密度95.9人/km²。︵2024年5月1日、推計人口︶ (八)四国中央都市圏‥人口78,611人、面積421.24km²、人口密度187人/km²。︵2024年5月1日、推計人口︶ (九)四万十都市圏‥人口63,394人、面積1,295.02km²、人口密度49人/km²。︵2024年5月1日、推計人口︶ (十)八幡浜都市圏‥人口37,020人、面積226.48km²、人口密度163人/km²。︵2024年5月1日、推計人口︶ 国勢調査において総務省統計局の定義する都市圏としては松山都市圏が四国で唯一掲載されている。その他、東瀬戸経済圏︵瀬戸内をはさむ地域を経済的に一体としてみる統計上の呼称︶などがある。 2000年︵平成12年︶調査から2005年︵平成17年︶調査では各都市圏の枠組みが変化する事例が見られた。具体的には、平成の大合併によって郊外自治体が中心市に編入されたり、丸亀都市圏のようにモータリゼーションの浸透による他都市の郊外化で都市圏自体が消滅したり、逆に西条都市圏のように既存の都市圏から離脱して新たな都市圏を形成する自治体も見られた。主要都市[編集]
- 四国地方4県の主要都市を掲載する。
四国地方の主要都市 | |||||||||
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# | 都市名 | 県名 | 人口 | # | 都市名 | 県名 | 人口 | ||
1 | 松山市 | 愛媛県 | 499930人 | 11 | 阿南市 | 徳島県 | 66016人 | ||
2 | 高松市 | 香川県 | 409759人 | 12 | 三豊市 | 香川県 | 58362人 | ||
3 | 高知市 | 高知県 | 315195人 | 13 | 観音寺市 | 香川県 | 54833人 | ||
4 | 徳島市 | 徳島県 | 245967人 | 14 | 鳴門市 | 徳島県 | 51838人 | ||
5 | 今治市 | 愛媛県 | 143727人 | 15 | 坂出市 | 香川県 | 48424人 | ||
6 | 新居浜市 | 愛媛県 | 111150人 | 16 | さぬき市 | 香川県 | 44321人 | ||
7 | 丸亀市 | 香川県 | 107830人 | 17 | 南国市 | 高知県 | 45757人 | ||
8 | 西条市 | 愛媛県 | 100414人 | 18 | 大洲市 | 愛媛県 | 37900人 | ||
9 | 四国中央市 | 愛媛県 | 78611人 | 19 | 吉野川市 | 徳島県 | 36405人 | ||
10 | 宇和島市 | 愛媛県 | 65216人 | 20 | 小松島市 | 徳島県 | 34123人 |
各県の表示順[編集]
各県の表示順は以下のようにさまざまな表示順が存在する。︵当事典では地方公共団体コードの表示順を使用︶ ●全国地方公共団体コードでの表記。これが主に公式に用いられる。 ●徳島県 (36), 香川県 (37), 愛媛県 (38), 高知県 (39) の順。 ●宇高連絡船開設以降、長年に亙って香川県が四国の玄関口であったという理由で、香川始まりの表記 ●香川県、徳島県、高知県、愛媛県の順。- 時計回り︵郵便番号上二桁が順に76〜79︶ ●香川県、愛媛県、高知県、徳島県の順。- 反時計回り︵エヌ・ティ・ティ・ドコモ四国など︶ ●香川県、徳島県、愛媛県、高知県の順。- 北から ●香川県、愛媛県、徳島県、高知県の順。- 北からを意図したが、愛媛県と徳島県の位置関係を誤解したのかもしれない。 ●4県庁所在地の人口規模順 ●愛媛県、香川県、高知県、徳島県の順。 ●その他 ●愛媛県、香川県、徳島県、高知県の順。- 時計回り︵NHK松山放送局の天気予報︶四国の﹁中心﹂[編集]
高松市と松山市の間では以前から﹁四国の中心都市﹂という座を巡って論争が繰り返されているが、特に近年は道州制に伴う州都︵道都。以下では﹁道都﹂と表記する︶の誘致に関連した論争が激化している。以下の都市がそれぞれ中心とされ、競合している。︵→四国の道州制論議、日本の道州制論議︶四国の中央[編集]
徳島県三好市 昔から交通の要衝であったことから﹁四国のへそ﹂と呼ばれる。三好市池田町を縦断する吉野川には、それに因んだ名称の橋が架かっている︵池田へそっ湖大橋、四国中央橋など︶。三好市山城町では、高知県から流れてきた吉野川に、愛媛県から流れて来た銅山川が合流する。昭和初期にはタバコ産業で繁栄しており、四国を代表する都市の一つであった。 愛媛県四国中央市四国の玄関[編集]
徳島県鳴門市四国最大の都市[編集]
香川県高松市教育[編集]
国立大学[編集]
●徳島大学 ●鳴門教育大学 ●香川大学 ●愛媛大学 ●高知大学公立大学[編集]
●香川県立保健医療大学 ●愛媛県立医療技術大学 ●高知工科大学 ●高知県立大学私立大学[編集]
●四国大学 ●徳島文理大学 ●四国学院大学 ●高松大学 ●聖カタリナ大学 ●松山大学 ●松山東雲女子大学 ●高知学園大学高等専門学校[編集]
●阿南工業高等専門学校 ●香川高等専門学校 ●新居浜工業高等専門学校 ●弓削商船高等専門学校︵商船高専︶ ●高知工業高等専門学校交通[編集]
都市名 | 人力系 | 公共交通機関 | 自家用車系 | その他 | 出典 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
徒歩 | 自転車 | 鉄道 | 乗合バス | 貸切バス | タクシー | 自家用車 | オートバイ | ||||||
徳島市 | 5.51% | 26.13% | 31.64% | 1.54% | 2.58% | 0.40% | 0.24% | 4.76% | 57.31% | 6.21% | 63.52% | 5.06% | [32] |
高松市 | 5.44% | 23.43% | 28.87% | 7.95% | 1.82% | 0.41% | 0.16% | 10.34% | 57.45% | 6.60% | 64.05% | 3.17% | [33] |
松山市 | 6.31% | 27.80% | 34.11% | 5.59% | 2.36% | 0.34% | 0.29% | 8.58% | 45.14% | 15.03% | 60.17% | 3.54% | [34] |
高知市 | 4.98% | 27.24% | 32.22% | 3.42% | 2.81% | 0.37% | 0.38% | 6.98% | 52.30% | 10.83% | 63.13% | 4.28% | [35] |
岡山市 | 5.02% | 24.85% | 29.87% | 7.45% | 4.63% | 0.43% | 0.23% | 12.74% | 56.91% | 4.43% | 61.34% | 3.76% | [36] |
広島市 | 8.60% | 21.20% | 29.80% | 17.16% | 13.54% | 1.06% | 0.44% | 32.20% | 35.61% | 8.86% | 44.47% | 5.53% | [37] |
全国 | 6.88% | 15.98% | 22.86% | 24.82% | 7.40% | 1.14% | 0.22% | 33.58% | 47.51% | 3.87% | 51.38% | 4.38% | [38] |
全国平均と比較した四国全体の傾向として、公共交通機関(鉄道・電車、バス、ハイヤー・タクシー)の割合が極端に低く、相対的に人力系(徒歩、自転車)と自家用車系(自家用自動車、オートバイ)の占める割合が高くなっている。徳島市はその傾向が最も顕著で、高知市は四国の平均値に近似している。松山市は人力系の割合が比較的高く、公共交通機関の割合も平均よりは高いほか、自家用車系に関してはオートバイの割合が突出して高い一方で、自家用車割合の低さがそれを相殺しているため、結果自家用車系の割合が4県中最も低くなっている。特徴的なのが高松市で、自家用車系の割合は四国各地と同様に高いばかりか最高値を示している一方、四国全体の傾向とは逆に公共交通機関の割合も高いばかりかこれも最高値を示し、人力系割合の低さを吸収する結果となっている。また、高松市の公共交通機関の割合は鉄道に大きく偏っており、バスおよびタクシーの割合は最低となっている。
鉄道[編集]
- JR四国の路線名において、令制国名が使われていない県は徳島県だけである。予讃線、土讃線や予土線があっても、「阿讃線」や「阿予線」という路線名は存在しない。徳島〜高松間鉄道の名称は「高徳線」である。
- 室戸岬方面へ向かう路線として、第三セクターが運営する阿佐海岸鉄道阿佐東線と土佐くろしお鉄道阿佐線(ごめん・なはり線)が敷設されているが、両線は繋がっていない。
- 私鉄・第三セクター線
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- 未成線(計画中もしくは過去に計画のあった路線)
バス[編集]
本四架橋[編集]
道路網[編集]
高速道路[編集]
四国は、国内で高速道路の整備が特に遅れた地方であった。四国で最初に高速道路が計画されたのは徳島自動車道であり、最初の開通は1985年、松山自動車道の三島川之江IC〜土居IC間である︵沿道には四国における高速道路発祥の地と書かれた看板がある︶。その1986年度末における高速道路整備率は、全国が34%であったのに対し、四国は2%と非常に低い水準であった[40]。 以後、急速に整備が進んだ結果、2000年には四国4県庁所在地が高速道路で結ばれる﹁エックスハイウェイ﹂が完成、2002年度末には整備率が66%に達し、遂に全国水準の63%を上回った[41]。現在は松山自動車道の南予方面への延伸、高知自動車道の高知県西部方面への延伸、四国横断自動車道の徳島県南部方面への延伸︵鳴門JCT〜阿南IC︶、そのほか高速道路空白地帯解消のため阿南安芸自動車道や高知松山自動車道等の建設工事が順次進められており、﹁四国8の字ネットワーク﹂を目指している。 高速道路網の整備はモータリゼーションの進行と相まって、それまで沈黙状態であった四国内の相互交流を活発化させる結果となった。1990年時点における高松市と松山市を出発地とする最大流動先はそれぞれ四国外の都市︵岡山市、広島市︶であったが、1995年以降は四国内の都市︵徳島市、高知市︶に変わり、同様に徳島市と高知市も全体の流動数そのものが四国内に向けて増加している[18]。 当初は、これら高速道路網充実の副作用としてストロー効果による大阪都市圏への経済流出の可能性が指摘され、実際に大阪圏へ直通する神戸淡路鳴門自動車道が開通した徳島県では、同圏への高速バスの利用が伸び、2008年2月時点で一日300便が運行されるなどしている[42]。しかし、この現象はフェリーと2002年に廃止された徳島飛行場伊丹便利用者が高速バスへ移行した結果であり[40]、大阪圏への流動数全体は横ばいか年々減少し、逆に香川県への流動が年々増加している[18]。これと同じ懸念は高松道板野IC〜高松中央IC開通した当時の香川県でも指摘され、実際に高速バスの神戸・大阪便が需要を高めているが、大阪圏への流動自体は横ばいであり、1990年まで圧倒的多数であった岡山県への流動が激減し、徳島県への流動が激増してそれを上回っている[18]。 同時に発生している現象として、四国全体の人の流れが高松市へ集中し始めており、その中心性を年々高める傾向にある[19]。その理由としてはやはり高速道路網の充実とモータリゼーションの進行が挙げられ、例えば1990年の徳島における最大志向先は京阪神であったものが、1999年調査時には高松へと変化した[43]。- 2022年3月末現在開通している区間
営業路線名 | 構成するA路線またはA'路線(斜体) | 供用区間 |
---|---|---|
E11 高松自動車道 | 四国横断自動車道 | 鳴門IC〜川之江JCT、 |
E11/E32 徳島自動車道 | 四国横断自動車道、四国縦貫自動車道 | 鳴門JCT〜川之江東JCT |
E32/E56 高知自動車道 | 四国横断自動車道、四国縦貫自動車道、須崎道路、窪川佐賀道路、中村宿毛道路 | 川之江JCT〜四万十町中央IC、 |
E11/E56 松山自動車道 | 四国横断自動車道、四国縦貫自動車道、大洲道路、宇和島道路 | 川之江JCT〜津島岩松IC |
E55 徳島南部自動車道 | 四国横断自動車道 | 徳島JCT〜徳島津田IC |
路線名 | 事業箇所名または補足 | 供用区間 |
---|---|---|
E76 今治小松自動車道(一般国道196号) | 今治小松道路 | 今治湯ノ浦IC〜いよ小松JCT |
E55 高知東部自動車道(一般国道55号) | 高知南国道路、南国安芸道路 | 高知JCT〜高知龍馬空港IC、 |
E28 神戸淡路鳴門自動車道(一般国道28号) | (神戸・鳴門ルート) | 垂水JCT〜鳴門IC[44] |
E30 瀬戸中央自動車道(一般国道30号) | (児島・坂出ルート、瀬戸大橋) | 早島IC〜坂出IC[44] |
E76 西瀬戸自動車道(一般国道317号) | (尾道・今治ルート、愛称:瀬戸内しまなみ海道) | 西瀬戸尾道IC〜今治IC[44] |
路線名 | 供用区間 |
---|---|
E55 阿南安芸自動車道 | 小野IC〜日和佐出入口、柏木IC〜芝崎IC |
一般国道[編集]
国道名 | 起点 | 主な 経由地 |
終点 | 指定区間 | 総延長[45] (km) |
実延長[45] (km) |
実延長 割合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
国道11号 | 徳島市 | 高松市 | 松山市 | 全線 | 272.7 | 272.7 | 100.00% |
国道28号 | 神戸市 | 洲本市 | 徳島市 | 海上を除く全線 | 194.6 | 157.8 | 81.09% |
国道30号 | 岡山市 | 玉野市 | 高松市 | 海上を除く全線 | 97.4 | 59.9 | 61.50% |
国道32号 | 高松市 | 三好市 | 高知市 | 全線 | 143.5 | 139.7 | 97.35% |
国道33号 | 高知市 | 仁淀川町 | 松山市 | 全線 | 129.3 | 126.2 | 97.60% |
国道55号 | 徳島市 | 室戸市 | 高知市 | 全線 | 241.1 | 232.4 | 96.39% |
国道56号 | 高知市 | 宇和島市 | 松山市 | 全線 | 336.2 | 332.5 | 98.90% |
国道192号 | 西条市 | 三好市 | 徳島市 | 全線 | 140.1 | 96.8 | 69.09% |
国道193号 | 高松市 | 美馬市 | 海陽町 | 重複区間 | 160.3 | 149.5 | 93.26% |
国道194号 | 高知市 | いの町 | 西条市 | 重複区間 | 88.9 | 76.9 | 86.50% |
国道195号 | 高知市 | 那賀町 | 徳島市 | 重複区間 | 178.3 | 152.3 | 85.42% |
国道196号 | 松山市 | 今治市 | 小松町 | 全線 | 81.7 | 81.7 | 100.00% |
国道197号 | 高知市 | 大洲市 | 大分市 | 重複区間 | 275.7 | 204.7 | 74.25% |
国道317号 | 松山市 | 今治市 | 尾道市 | 今治市-尾道市 | 192.1 | 175.1 | 91.15% |
国道318号 | 徳島市 | 吉野川市 | 東かがわ市 | 重複区間 | 43.7 | 23.8 | 54.46% |
国道319号 | 坂出市 | 三好市 | 四国中央市 | 坂出市-三好市 | 131.1 | 61.3 | 46.76% |
国道320号 | 宿毛市 | 宇和島市 | 鬼北町 | 重複区間 | 90.6 | 36.1 | 39.85% |
国道321号 | 四万十市 | 土佐清水市 | 宿毛市 | なし | 84.2 | 84.2 | 100.00% |
国道377号 | 鳴門市 | 琴平町 | 観音寺市 | 重複区間 | 120.9 | 62.3 | 51.53% |
国道378号 | 伊予市 | 八幡浜市 | 宇和島市 | なし | 123.5 | 117.8 | 95.38% |
国道380号 | 八幡浜市 | 大洲市 | 久万高原町 | 重複区間 | 66.6 | 22.3 | 33.48% |
国道381号 | 須崎市 | 四万十町 | 宇和島市 | なし | 113.6 | 71.1 | 62.59% |
国道436号 | 姫路市 | 小豆島町 | 高松市 | 重複区間 | 99.8 | 33.6 | 33.67% |
国道437号 | 松山市 | 周防大島町 | 岩国市 | なし | 87.5 | 62.0 | 70.86% |
国道438号 | 徳島市 | つるぎ町 | 坂出市 | 重複区間 | 175.0 | 172.0 | 98.29% |
国道439号 | 徳島市 | 土佐町 | 四万十市 | 重複区間 | 348.1 | 242.3 | 69.61% |
国道440号 | 松山市 | 久万高原町 | 檮原町 | 重複区間 | 89.3 | 35.3 | 39.53% |
国道441号 | 大洲市 | 鬼北町 | 四万十市 | なし | 114.6 | 97.4 | 84.99% |
国道492号 | 高松市 | 美馬市 | 大豊町 | 重複区間 | 133.5 | 30.7 | 23.00% |
国道493号 | 高知市 | 奈半利町 | 東洋町 | 重複区間 | 112.6 | 49.5 | 43.96% |
国道494号 | 松山市 | 仁淀川町 | 須崎市 | 重複区間 | 114.4 | 80.6 | 70.45% |
※太字は非重複の単独区間において指定区間が存在する路線。※斜線は四国外と結ばれている路線。 ※指定区間項の「重複区間」とは他国道との重複区間のみが指定区間になっている路線で、単独区間に限れば「なし」と同義。 |
V字ルート[編集]
航路[編集]
空港[編集]
空港 | 旅客合計 | 国内線 | 国際線 | ||
旅客数 | 定期便 | 旅客数 | 定期便 | ||
高松 | 136万7786人 | 133万0398人 | 羽田・成田・那覇 | 3万7388人 | ソウル・上海・台湾 |
松山 | 223万5579人 | 223万1880人 | 羽田・成田・中部・伊丹・関西・福岡・鹿児島・那覇 | 3699人 | ソウル・上海 |
高知 | 130万9656人 | 130万9656人 | 羽田・名古屋・伊丹・福岡 | 0人 | |
徳島 | 83万9629人 | 83万9163人 | 羽田・福岡 | 466人 |
- チャーター便の旅客数含む
- 三大都市圏への便は太字
- 全国の空港の乗降客数は日本の空港#統計情報参照
- 二種:高松空港・松山空港・高知空港(高知龍馬空港)
- 自衛隊と共用:徳島飛行場
文化[編集]
方言[編集]
祭り[編集]
- 四国三大祭
- 四国四大祭
- その他
伝統工芸[編集]
徳島県 | 香川県 | 愛媛県 | 高知県 |
食文化[編集]
主な名所・史跡[編集]
- 日本百名城
鉄道では四万十川沿いを走る予土線3兄弟や、予讃線の伊予灘ものがたり、伊予鉄道の「坊っちゃん列車」などの観光列車が運行されている。この他自然が豊かな四国には祖谷渓など景勝地も多く存在する(自然景勝地については地理の項目も参照)。
スポーツ[編集]
下記記載のうち、運営・所属選手ともプロフェッショナルのチームはサッカーのJリーグ、バスケットボールのBリーグ、野球の四国アイランドリーグplusに所属する各チーム。
アイスホッケー[編集]
- Jアイス・ウエスト・ディビジョン(西日本リーグ)
サッカー[編集]
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ソフトボール[編集]
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バスケットボール[編集]
- 香川ファイブアローズ(高松市)
- 愛媛オレンジバイキングス(松山市)
- 男子地域リーグ(中四国九州リーグ)
- 四国電力バスケットボール部(高松市)
- 東レ愛媛バスケットボール部(松前町)
- 小豆島ストーンズ(土庄町)
- 女子地域リーグ(西日本リーグ)
- 今治オレンジブロッサム(今治市)
バドミントン[編集]
- 日本リーグ女子2部
- 百十四銀行(高松市)
バレーボール[編集]
- チャレンジリーグ(女子)
- 健祥会(徳島市)
- 四国Eighty 8 Queen(高松市)
ハンドボール[編集]
- 女子実業団
- 香川銀行TH(高松市)
ホッケー[編集]
野球[編集]
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ラグビー[編集]
陸上競技[編集]
出身者[編集]
四国出身の著名人は以下のリストを参照。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
参考文献[編集]
- 総務省統計局 『第六十三回 日本統計年鑑 平成26年』 総務省統計局、2013年。
- 田中正明 『日本湖沼誌2』 名古屋大学出版会、2004年。ISBN 4-8158-0492-3